工場転職で選んではいけない会社・選ぶべき会社【元美容師が15年で学んだこと】

工場勤務のリアル

二つの工場を左右に比較するように並べたイラスト。左は暗く重い雰囲気、右は明るく整った雰囲気。「比較・選択・判断」という実用的なイメージ。

工場転職を考えているけれど、
なかなか踏み出せない。

そんな方に、
15年工場で働いてきた私の経験をお伝えします。

私は25歳で美容師から工場へ転職しました。

結論から言うと、

  • 最初の工場選びは完全に失敗
  • でも工場という働き方そのものは大正解

でした。

この記事では、私が実際に経験した

  • 工場転職で後悔したこと
  • 工場に転職して良かったこと
  • 15年働いて気づいた「選んではいけない会社」
  • 今なら絶対に確認するポイント

を、できるだけリアルにお伝えします。

■ 私が工場に転職した理由

美容師を辞めたのは25歳。

技術の伸び悩み、
低賃金、
休みの少なさ、
昼休憩すら取れない日々。

「このまま続けて大丈夫なのか」
その不安がずっと頭から離れませんでした。

最後の営業日には、
親を店に呼んで髪を切りました。

美容師としての最後のけじめです。

工場を選んだ理由はシンプルで、

  • お客様対応がない仕事がしたかった
  • HSPの私には接客のストレスが大きすぎた

という2つ。

「一人で黙々と作業できる」
それだけで、当時の私には十分な魅力でした。

接客業から工場へ移ることで、人前に立ち続けるプレッシャーからは解放されます。ただ、実際に工場勤務を始めてみて分かった、繊細な気質(HSP)ならではのメリットや特有のデメリットについては、こちらの実体験が参考になるはずです。

[3/11投稿:HSPが工場勤務で感じたメリット・デメリット【元美容師の実体験】]

■ 最初の工場で後悔したこと

転職先は中小企業の工場。
正社員採用のはずでしたが、
入ってみると現実は違いました。

● 給料が安く、昇給ゼロ

  • 残業あり → 手取り25万円
  • 残業なし → 手取り18万円
  • 昇給の話は一度もなし
  • 月100時間残業が当たり前

「残業しないと生活できない」
そんな給与体系でした。

● 正社員なのに実態は“派遣・請負”

自社工場ではなく、
他社の現場に送り込まれる働き方。

人が足りない現場に次々と回され、
「自分はどこの会社の人間なんだろう」
と感じる日々でした。

● 休みが不定休で、数か月連続の夜勤も

週休2日という概念はなく、
夜勤が数か月続くこともありました。

体内時計が壊れていくような感覚でした。

特に40代を超えてからの不規則な生活や連続する夜勤は、メンタルや体調にダイレクトに響きます。私自身が「もう限界かもしれない」と感じる前に取り入れた、心と体を守るための最低限の習慣については、こちらの記事にまとめています。

[3/31投稿:交代勤務で体を壊す前にやること【40代工場勤務15年が続けている3つの健康習慣】]

■ 転職前に期待していたのに、実は変わらなかったこと

● 嫌な人はどこにでもいる

接客がなくなって楽にはなりましたが、
工場にも理不尽な人は普通にいます。

「工場に行けば人間関係の悩みがゼロになる」
そんなことはありませんでした。

● 体の疲れ方は美容師と大差なし

どちらも立ち仕事。
ただし、工場は長時間労働が重なると疲労の質が違います。

深夜3時まで働く日もあり、
「これは別の意味でしんどいな」
と感じました。

■ 今の会社に転職して、人生が変わった

最初の工場での経験を経て、
今の会社に引き抜かれました。

環境が変わると、
ここまで違うのかと驚きました。

● 高卒扱いの中途採用でも平均年収に到達

美容師からの転職でも、
今は平均年収レベル。

「給料の安定している会社を選ぶ」
これがどれほど大事か痛感しました。

● 週休2日・有給が当たり前に

休める生活は、心と体を本当に楽にしてくれます。

● 仕事を覚えるスピードは想像以上に早かった

美容師は技術習得に何年もかかりますが、
工場は覚えるまでの期間が短い。

美容師時代に身につけた

  • 丁寧に確認する習慣
  • 慎重に進める姿勢

これが工場でも活き、
不良ゼロを達成したこともあります。

■ 工場転職で失敗しないために、必ず確認してほしい3

チェックリストを手に持って工場の求人票を確認している40代日本人男性のイラスト。「しっかり確認・判断・準備」という実用的で前向きなイメージ。

① 「正社員」の中身

  • 自社工場勤務か
  • 他社への派遣・請負なのか
  • 現場を転々とする働き方なのか

ここは絶対に確認してください。

② 残業なしの基本給

残業込みの給与は当てになりません。

「残業ゼロでいくらか」
これが生活の安定を左右します。

③ 休みの取り方

  • 週休2日か
  • 不定休か
  • 有給が実際に使えるか

求人票の「年間休日」だけでは判断できません。

条件の悪い「ハズレの会社」を避けるためには、求人票の表面的な言葉に騙されないことが大切です。15年の経験から学んだ、選ぶべき優良な会社と、絶対に避けるべき会社の見極め方の全基準は、こちらで詳しく公開しています。

[4/22投稿:工場転職で後悔したこと・良かったこと|元美容師が15年働いて辿り着いた「失敗しない会社選び」]

■ まとめ:工場転職は“会社選び”さえ間違えなければアリ

新しい工場へ向かって歩き出している40代日本人男性の後ろ姿のイラスト。「一歩を踏み出す・前向き」という実用的で温かいイメージ。

私は最初の工場選びを後悔しました。

でも、工場という働き方そのものは合っていました。

  • お客様対応がない
  • 一人で集中できる
  • 体を動かして働ける

HSPの私にとって、
工場は「続けられる環境」でした。

問題は工場ではなく、会社選び。

  • 給料
  • 雇用形態
  • 休みの取り方

この3つをしっかり確認すれば、
工場転職は十分に選択肢になります。

美容師から工場へ転職して15年。

今は平均年収で、
週休2日で、
家族を養えています。

「今の仕事がつらい」
「自分に合う働き方を探したい」

そんな方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。

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