
工場転職を考えているけれど、
なかなか踏み出せない。
そんな方に、
15年工場で働いてきた私の経験をお伝えします。
私は25歳で美容師から工場へ転職しました。
結論から言うと、
- 最初の工場選びは完全に失敗
- でも工場という働き方そのものは大正解
でした。
この記事では、私が実際に経験した
- 工場転職で後悔したこと
- 工場に転職して良かったこと
- 15年働いて気づいた「選んではいけない会社」
- 今なら絶対に確認するポイント
を、できるだけリアルにお伝えします。
■ 私が工場に転職した理由
美容師を辞めたのは25歳。
技術の伸び悩み、
低賃金、
休みの少なさ、
昼休憩すら取れない日々。
「このまま続けて大丈夫なのか」
その不安がずっと頭から離れませんでした。
最後の営業日には、
親を店に呼んで髪を切りました。
美容師としての最後のけじめです。
工場を選んだ理由はシンプルで、
- お客様対応がない仕事がしたかった
- HSPの私には接客のストレスが大きすぎた
という2つ。
「一人で黙々と作業できる」
それだけで、当時の私には十分な魅力でした。
接客業から工場へ移ることで、人前に立ち続けるプレッシャーからは解放されます。ただ、実際に工場勤務を始めてみて分かった、繊細な気質(HSP)ならではのメリットや特有のデメリットについては、こちらの実体験が参考になるはずです。
■ 最初の工場で後悔したこと

転職先は中小企業の工場。
正社員採用のはずでしたが、
入ってみると現実は違いました。
● 給料が安く、昇給ゼロ
- 残業あり → 手取り25万円
- 残業なし → 手取り18万円
- 昇給の話は一度もなし
- 月100時間残業が当たり前
「残業しないと生活できない」
そんな給与体系でした。
● 正社員なのに実態は“派遣・請負”
自社工場ではなく、
他社の現場に送り込まれる働き方。
人が足りない現場に次々と回され、
「自分はどこの会社の人間なんだろう」
と感じる日々でした。
● 休みが不定休で、数か月連続の夜勤も
週休2日という概念はなく、
夜勤が数か月続くこともありました。
体内時計が壊れていくような感覚でした。
特に40代を超えてからの不規則な生活や連続する夜勤は、メンタルや体調にダイレクトに響きます。私自身が「もう限界かもしれない」と感じる前に取り入れた、心と体を守るための最低限の習慣については、こちらの記事にまとめています。
■ 転職前に期待していたのに、実は変わらなかったこと
● 嫌な人はどこにでもいる
接客がなくなって楽にはなりましたが、
工場にも理不尽な人は普通にいます。
「工場に行けば人間関係の悩みがゼロになる」
そんなことはありませんでした。
● 体の疲れ方は美容師と大差なし
どちらも立ち仕事。
ただし、工場は長時間労働が重なると疲労の質が違います。
深夜3時まで働く日もあり、
「これは別の意味でしんどいな」
と感じました。
■ 今の会社に転職して、人生が変わった
最初の工場での経験を経て、
今の会社に引き抜かれました。
環境が変わると、
ここまで違うのかと驚きました。
● 高卒扱いの中途採用でも平均年収に到達
美容師からの転職でも、
今は平均年収レベル。
「給料の安定している会社を選ぶ」
これがどれほど大事か痛感しました。
● 週休2日・有給が当たり前に
休める生活は、心と体を本当に楽にしてくれます。
● 仕事を覚えるスピードは想像以上に早かった
美容師は技術習得に何年もかかりますが、
工場は覚えるまでの期間が短い。
美容師時代に身につけた
- 丁寧に確認する習慣
- 慎重に進める姿勢
これが工場でも活き、
不良ゼロを達成したこともあります。
■ 工場転職で失敗しないために、必ず確認してほしい3

① 「正社員」の中身
- 自社工場勤務か
- 他社への派遣・請負なのか
- 現場を転々とする働き方なのか
ここは絶対に確認してください。
② 残業なしの基本給
残業込みの給与は当てになりません。
「残業ゼロでいくらか」
これが生活の安定を左右します。
③ 休みの取り方
- 週休2日か
- 不定休か
- 有給が実際に使えるか
求人票の「年間休日」だけでは判断できません。
条件の悪い「ハズレの会社」を避けるためには、求人票の表面的な言葉に騙されないことが大切です。15年の経験から学んだ、選ぶべき優良な会社と、絶対に避けるべき会社の見極め方の全基準は、こちらで詳しく公開しています。
■ まとめ:工場転職は“会社選び”さえ間違えなければアリ

私は最初の工場選びを後悔しました。
でも、工場という働き方そのものは合っていました。
- お客様対応がない
- 一人で集中できる
- 体を動かして働ける
HSPの私にとって、
工場は「続けられる環境」でした。
問題は工場ではなく、会社選び。
- 給料
- 雇用形態
- 休みの取り方
この3つをしっかり確認すれば、
工場転職は十分に選択肢になります。
美容師から工場へ転職して15年。
今は平均年収で、
週休2日で、
家族を養えています。
「今の仕事がつらい」
「自分に合う働き方を探したい」
そんな方の背中を、少しでも押せたら嬉しいです。


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