交代勤務で体を壊す前にやること【40代工場勤務15年が続けている3つの健康習慣】

HSPの生存戦略

工場の交代勤務をしていると、
ふとこんな不安が頭をよぎることはないでしょうか。

「このまま続けて、体は本当に大丈夫なのか」

私も同じことを考えていました。

いや、考えていた、というより、
考えることすらできなくなっていた時期がありました。

今回は、40代・交代勤務15年の私が
「体を壊しかけた経験」と、
そこから始めた「今も続けている3つの健康習慣」
についてお話しします。

特別なことは何もしていません。

ただ、「壊れなかった」という事実だけはあります。


「もうどうにもならない」と感じた日のこと

暗く沈んだ青色と灰色を基調とした色使い。

画面中央の右側に、オフィスのデスクで頭を抱え、デスクに突っ伏している30〜40代の日本人男性(作業着姿)が描かれている。

彼の背後には、積み上がった書類や、鳴り止まない電話、複雑に絡み合った時計の歯車が影のように不気味に浮かび上がっており、圧倒的なプレッシャーと孤独感を表現している。

あれは、責任ある役職を引き受けていた頃の話です。

頼りにしていた先輩はいなくなり、
一緒に現場を支えていた後輩は先に潰れてしまいました。

現場は人が足りなくて回らない。

自分が率先して作業に入らないといけない状況で、
上からは社長とお客様(工場長)に挟まれ、
相談できる人は誰もいない。

責任だけが急激に増えていく一方で、
夜勤明けで家に帰っても、
体は疲れているのに頭が止まらない。

横になっても眠れない。

頭痛が毎日のように続いて、
胃も痛かった。

「疲れているはずなのに眠れない」
という状態が続くと、
人間はじわじわと壊れていきます。

私の場合はそれが抑うつという形で出てきました。

食欲が乱れ、
食べすぎることが増え、
体重も増えました。

走ってみたり、プールに行ってみたりしましたが、
少しやっては体調を崩し、リズムを崩し、うまく続かない。

「健康にならないといけない」
と焦れば焦るほど、空回りしていました。


壊れた後に気づいたこと

あの時期を振り返って、今思うことがあります。

「体を守ること」を、後回しにしすぎていた。

仕事のことで頭がいっぱいで、
自分の体のサインに気づけなかった。

というより、気づいていても
「今はそれどころじゃない」と無視していました。

でも、体は正直です。

無視し続けた分だけ、後でまとめて請求書が来ます。

私の場合、それが抑うつという形で届きました。

壊れてから回復するより、
壊れる前に少し手を打つほうが、
はるかに楽です。

これは15年かけて身に染みて学んだことです。

仕事の責任に押しつぶされそうだった時期、私がなぜ「昇進しない」という道を選んだのか。40代でたどり着いた、壊れないための戦略的な働き方について書いています。

[4/20投稿:40代HSPが15年かけて辿り着いた「昇進しない」という戦略的生存の答え]


今も続けている3つの健康習慣

画面は縦に3分割されている。

左:バーベルを静かに持ち上げる30〜40代の日本人男性(穏やかな表情、ジム)。

中:サウナハットをかぶり、湯気の中で目を閉じてリラックスする男性(スーパー銭湯)。

右:布団の中で穏やかに目をつむる男性(睡眠)。

3つのシーンはシームレスにつながっており、全体を優しい光が包んでいる。

テキストは画面上部の、3つのシーンをまたぐような位置に配置。

希望と、自分を取り戻しつつある安定感を表現。

特別なことはしていません。

「続けられること」だけを選んできた結果、
今残っているのがこの3つです。

習慣① ジム・筋トレを「義務」じゃなく「逃げ場」にする

ジムを始めたきっかけは、
実はかっこいいものじゃありません。

抑うつ状態の時に受けた健康診断で数値が引っかかり、
特定保健指導のプログラムでジムに通い始めたのがきっかけです。

最初は「行かないといけない」という義務感でした。

でも続けていくうちに、気持ちが変わってきました。

ジムにいる間は、仕事のことを考えなくていい。

重いものを持つことに集中していると、
ぐるぐると頭の中を回っていた不安や考えごとが、
少し静かになる。

今では「仕事がしんどいな」
と感じた週ほど、
ジムに行くようにしています。

逃げ場として使っているんです。

交代勤務だと、
昼勤の週と夜勤の週で生活リズムが全然違います。

「毎週○曜日に行く」という固定ルールは最初から諦めていて、
「今週行けるタイミングに行く」
という緩いスタンスで続けています。

それくらいの温度感のほうが、長続きします。


習慣② サウナ・スーパー銭湯を「メンタルの調整弁」にする

サウナが好きになったのも、
抑うつの時期と重なっています。

不安定な状態がつらかった頃、
市営の施設に毎週のように通っていました。

お金がかかりすぎないこと、
近くにあること、それが続けられた理由だと思います。

サウナの何がいいのかというと、
「頭の中のぐるぐる」が止まる感覚があるんです。

高温の中でただ座っていると、
余計なことを考えていられなくなる。

水風呂に入ると、
一瞬だけ世界がリセットされるような感じがある。

うまく言葉にできないんですが、
嫌な感情がさーっと流れていく感覚があります。

今は毎週行くわけじゃありません。
「疲れがたまってきたな」と感じた時、
「なんか気持ちがざわざわするな」と感じた時に行きます。

体のメンテナンスというより、
メンタルの調整弁として使っている感じです。

私にとってサウナは、単なる趣味ではなく「脳のデフラグ」に欠かせない時間です。HSP気質ゆえの疲れやすさを、どうやってリセットしているのか詳しくまとめました。

[5/28投稿:精密加工の仕事で疲れやすかった私が見つけた“頭の余白”の作り方【HSP気質の体験談】]


習慣③ 眠れなくても「横になっておく」だけを守る

交代勤務で一番きついのは、
睡眠の乱れです。

夜勤明けの朝、
体は疲れているのに眠れない。

昼勤から夜勤に切り替わる週、
リズムが全然合わない。

そういう経験を15年繰り返してきました。

いろいろ試した結果、
今私が守っているルールはたった一つです。

「眠れなくても、布団で横になっておく」

これだけです。

眠れない時に焦って
「なんで眠れないんだ」
と考え始めると、
どんどん眠れなくなります。

スマホを見てしまうと、さらに眠れなくなります。

だから、
「眠れなくてもいい。横になっているだけで体は休まっている」
と自分に言い聞かせるようにしました。

完璧に眠れなくていい。
布団の中で目をつぶっているだけでも、
ゼロよりはましです。

この考え方に切り替えてから、
「眠れない焦り」がかなり減りました。

眠れない夜がなくなったわけじゃないですが、
それに対する消耗が減った、という感じです。

「横になるだけで100点」と思えるようになるまで。15年の夜勤生活で試行錯誤してたどり着いた、眠れない夜の具体的な過ごし方はこちらです。

[4/18投稿:夜勤明け、眠れなくて焦るあなたへ。15年かけて辿り着いた「横になるだけで100点」という生存戦略]


「完璧な健康」を目指さないほうがうまくいく

3つの習慣を紹介しましたが、
私はこれを毎日完璧にこなしているわけじゃありません。

ジムをサボる週もあります。

サウナに全然行けない月もあります。

眠れない夜はまだあります。

それでも「続けている」と言えるのは、
「完璧じゃなくていい」と決めているからだと思います。

交代勤務をしながら、家族もいて、
副業もしている。

そんな中で「毎日○○をしなければいけない」
というルールを作ると、
それ自体がストレスになります。

私が目指しているのは「壊れないこと」です。

完璧な健康じゃない。

体を壊してしまうと、仕事も家族との時間も、
全部一気に崩れます。

それが一番怖い。

だから、壊れない範囲で、できることを続けています。


まとめ:体を壊す前に始めてほしいこと

画面右側に、前を見据え、力強く、しかし穏やかな表情で歩き出す30〜40代の日本人男性(作業着姿)。

彼の背後(左側)には、暗い工場や複雑なシフト表の影があるが、彼の手前(右側)には、サウナ、ジム、そして家族団らんをイメージさせる温かい光の道が続いている。

テキストは画面左側の、暗い過去から明るい未来へ向かう境界付近に配置。

同じ悩みを持つ人へのエールと、未来への決意を感じさせる雰囲気。

最後に、この記事で伝えたかったことをまとめます。

① 逃げ場を作ること
ジムでもサウナでも、仕事のことを考えなくていい場所・時間を持つこと。

これがメンタルを保つ上で、
私には一番効いています。

② 「完璧に回復しよう」と頑張りすぎないこと
眠れなくても横になっていればいい。

疲れたらサウナに行く。
それくらいの温度感が、長続きします。

③ 体のサインを後回しにしないこと
「今はそれどころじゃない」という状況ほど、
体は限界に近づいています。

私はそれを、壊れてから知りました。


40代の交代勤務は、
正直しんどいです。

体への負担は20代の頃と全然違います。

でも、壊れる前に少し手を打てば、続けていけます。

この記事が、同じように
「このままで大丈夫かな」
と感じている誰かの参考になればうれしいです。


この記事は私個人の体験談です。
睡眠や健康に関する不調が続く場合は、
医療機関への相談をおすすめします。

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